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防護柵の設置を見直しましょう

2024年4月1日更新

農作物を守る防護柵は、正しく設置をしなければ効果が発揮されません。
せっかく設置した防護柵が役に立たない、ということにならないよう、正しく設置ができているか見直しましょう。

設置の原則

作物と柵の間に十分な距離をとること
届きそうな距離にある作物は狙われてしまいます。

動物に合わせた対策をすること
習性を理解し、動物種に合わせた防護柵の設置をしましょう。

電気柵設置のポイント

しびれない電気柵は設置しない
電気柵は怖くないと一度学習してしまうと、通電していても侵入しようとします。作付をしていない時期であっても24時間通電しておくようにしましょう。

こまめな除草
電線に雑草が触れると漏電し、効果が弱まってしまいます。

舗装路から離して設置する
舗装路は電気を通しにくく、動物が舗装路の上にいるときは電線に触れても十分な電気が流れません。

ガイシの向きに注意
ガイシが内側を向いていると、電線に触れずに支柱を押し倒すことができてしまいます。

物理柵(トタン・金網など)設置のポイント

隙間を作らない
動物から農作物が見えないことが重要です。

しっかりと地面に埋める
柵の下から潜り込もうとする動物もいます。簡単に掘り起こされないようにしましょう。

注意点

見落としがちなのが、落果した果実や収穫後の野菜クズです。
人間にとってはゴミでも、動物にとっては美味しいエサです。
動物を寄せつける原因になるため、庭先など田畑以外の場所であっても、管理していない果樹は伐採するなどの対策をしましょう。

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