かけがわダイバーシティカフェ開催しました!
かけがわダイバーシティカフェは、新しい価値観や考えに触れることで気づきを得るとともに、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)を自分事として受け入れられるようになることを目指し、令和4年度から毎年開催しています。
今年度はSK駅前ホールにて「市民協働から考えるダイバーシティとまちづくり」をテーマに、多様なバックグラウンドを持つ登壇者とトークセッションとグループワークを行い、市内外から70名が参加しました!
こちらのページでは、当日の様子をお届けします!
=イベント概要=
- 日 時 令和7年1月26日(日) 13:00~16:00
- 場 所 SK駅前ホール(駅前4-4 SKしんきんプラザ4階)
- 対 象 どなたでも(手話通訳の情報保障あり)
- 参加者数 70名
- 内 容 基調講演、トークセッション、 参加者同士の対話の時間
1 基調講演
基調講演にはパラサイクリストと薬剤師として活躍している杉浦佳子選手が登壇し、ご自身の経験を通して杉浦選手が考える住みやすいまちづくり・多文化共生社会とはどのような姿なのかお話しいただきました。
『みんなそれぞれに長所があり短所もあって、お互いに知ることで支え合っていける。困ったときはお願いしたり、困っている人がいたらお手伝いをしたり支え合っていき、「ありがとう」の連鎖をつないでいくことが住みやすいまちづくりを実現するために大切。』という言葉がとても印象に残りました。
2 ゲスト3名によるトークセッション
イベントのメインであるトークセッションでは、杉浦選手に加えて掛川東病院長の宮地さんと静岡県立大学教授の犬塚さんをゲストとして招き、ファシリテーター(進行役)の三輪さんと中島さんとともに、「多様性」という文脈の中で掛川市の課題とこれからについてお話しいただきました。
宮地さんは地域医療に携わる中で感じることを、犬塚さんは社会全体の背景から多様性を広げていくために必要なこと等をお話ししていく中で、『日本では「人様に迷惑をかけないことが立派」という風習があるが、自分も周りに人に支えられて自分も支える側になることが一番心地の良い関係・環境である』との意見も出ました。
3 参加者同士の対話の時間
基調講演の後は登壇者も参加者の中に混ざり、「多様な人たちが自分らしく暮らせる掛川、どんな未来を実現したいか」や「そのために私たちができることは何か」という2つのテーマでグループワークを行いました。
グループワークでは、心地の良い空間づくりのために「相手のことを決めつけないこと」、「他の方の発言や考えに敬意を払うこと」等を大切にしながら行われ、ワーク中は参加者同士で和気あいあいと会話を楽しんでいました。
「障がいの有無や年齢、性別、国籍の垣根を超えたつながりがある未来を実現したい」という声や「孤立化しないまちやコミュニティ」、「誰でも楽しめ、やりたいことができる社会」を目指していきたいという声が上がりました。
和やかな雰囲気の中、テーブルにたくさんのアイデアが集まっていく様子はまさにDE&Iが実現されている場でした。
参加者からの声
今回ダイバーシティカフェに参加した方のアンケートによると、半数以上の参加者が満足と回答!
「また参加したいか」という問いに対しても、59%の参加者が「また参加したいと思う」と回答しました。
今後もダイバーシティカフェでは、あらゆる分野とダイバーシティを掛け合わせて開催していく予定です。
新たな気付きや交流の場としてダイバーシティカフェへ参加してみませんか?