誰もが住みたくなる、強く、安心なまちづくり計画
国土強靱化地域計画のイメージ図
「国土強靱化地域計画」は、次世代を担う若者達が、将来に明るい希望を持てる国土を創造するための地方公共団体による計画であり、政府は、国土強靱化地域計画に基づく取り組みに対して関係府省庁による支援を行うとし、交付金や補助金の交付の判断に一定程度の配慮をすることとしています。
掛川市では、「死亡者ゼロ」を目指して「掛川市地震・津波対策アクションプログラム2014」を策定し、地震・津波対策を計画的に推進するとともに、7地区が内陸フロンティア推進区域に指定されるなど、防災・減災と地域成長を両立させた地域づくりに積極的に取り組んでいます。
平成27年度、内閣官房より「モデル地方公共団体」に選定され、あらゆる自然災害に対して元気であり続ける「強靱な地域づくり」を推進する「掛川市国土強靱化地域計画」を、県内市町では初めて策定しました。
国土強靭化基本計画(平成26年6月 閣議決定)
静岡県国土強靭化地域計画(平成27年4月)
地域の強靭化
掛川市国土強靭化地域計画
掛川市第2次総合計画(平成28年~令和7年)
市地域防災計画/市国土利用計画
- 市地震・津波対策アクションプログラム
- 「掛川モデル」基本計画
- 消防計画
- 市道路整備プログラム
- 教育振興基本計画
- 子ども子育て支援事業計画
- 地域福祉計画・地域福祉活動計画
- 情報化推進計画
- 新地域エネルギービジョン
地域計画の概要
第1章 基本的な考え方
- 基本理念:誰もが住みたくなる、強く、安心なまちづくり計画
- 基本目標:いかなる災害が発生しようとも、
ア 人命の保護が最大限図られる
イ 地域社会の重要な機能が致命的な障害を受けず維持される
ウ 市民の財産及び公共施設に係る被害の最小化
エ 迅速な復旧復興 - 対象災害:南海トラフ巨大地震や土砂災害など、全ての大規模な自然災害
第2章 脆弱性評価
- 目標達成のため、9の「事前に備えるべき目標」と40の「起きてはならない最悪の事態」(リスクシナリオ)を設定。
- 「脆弱性評価」から、5つの重要課題を掲げた。
第3章 国土強靱化の推進方針
「脆弱性評価と重要課題」から、リスクシナリオを回避する施策を7分野に整理し、施策分野ごとに推進方針を定めた。
- 協働・広域・行財政(5項目)
- 保健・医療・福祉(8項目)
- 環境・生活(15項目)
- 防災危機管理(25項目)
- 産業経済(5項目)
- 都市基盤等(24項目)
- 教育・文化(6項目)
第4章 計画の推進
「国土強靱化プログラム推進のための主要な取組」として、「脆弱性評価」を基に「掛川市地震・津波アクションプログラム2014」や「掛川市地域創生総合戦略」等で実施する項目に、新たに本計画の推進に必要な取り組みを追加し、110項目を推進計画とした。
- 計画期間
平成28年度から令和7年度(総合計画と整合性を図るため、概ね10年間ごとに見直す) - 進捗管理
「国土強靱化プログラム推進のための主要な取組」の項目について、定期的に調査を実施して、評価等を行い、必要に応じ取り組みの手法や目標等の見直しを行う。 - プログラムの重点化
限られた資源で効率的・効果的に国土強靱化を進めるため、市の役割や影響、緊急度の観点から、15の重点化すべきプログラムを選定し事業を推進する。