協働による公共整備

2017年11月30日更新

掛川市は、人口の割に市域が広いため、いろいろな面において非常に効率の悪い行政を強いられてきました。
なかでも、道路行政においては市が管理すべき市道、農道、林道の延長が長く、維持管理面で大変苦慮してきたところです。
当然、市民からの道路に関する苦情や要望も多く、特に掛川市はお茶の産地であることから、農作業の安全性や省力化、茶葉の品質向上等を求め、農道の舗装が多く要望されましたが、市の財政上の理由もあり、市域の隅々までの農道舗装に応えられないのが現状でした。
そこで考えたのが、市が生コンクリートの現物を支給する一方、受益者には労力の提供をお願いし、事業を完成させるというものでした。元々この地方には古くから地域住民が協力し合って事に当たるという、奉仕の精神が根付いていることに便乗したもので、この手法により農道舗装率向上に貢献して頂き、今日に至っているところです。
具体的には、年度当初に市内の自治会の代表者(区長等)に生コンクリートの要望数量の取りまとめをお願いし、市はそれに基づき予算の範囲内で支給量を区に提示し、当年度の支給数量を確定します。コンクリート打設時期や事前準備等については受益者の裁量に任せますが、その際希望により市が保有する型枠の貸し出しをする等、事業を支援しています。

農道舗装用生コン支給制度の流れ

1 要望申請(自治会から市)

自治会(区長)は本年度の生コンの支給要望量を「生コン支給要望調書」に取りまとめ、市へ提出します。

2 伝票交付(市から自治会)

各自治会の実施計画に合わせ、支給配分に応じた資材注文伝票を市から自治会へ交付します。また、その際希望があれば、市が保有する型枠の貸し出し予約も受け付けます。

3 事前準備(自治会)

生コンクリート打設に当たっての事前準備(路面の鍬取り、不陸整正、型枠設置等)の作業については受益者の労力奉仕により行います。また、当作業に伴い必要となった経費についても受益者が負担します。

4 生コン打設(自治会)

地域の皆さんの力で作業が進みます。

5 打設完了後

工事が終了したら、「生コン支給要望調書」に必要事項を記載し、位置図、着手前、完成後の写真を添付します。これが完了報告書となりますので、担当課へ提出し全てが終了となります。

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