掛川市消防長 白畑喜久雄
">
あれから さんーーーじゅうねん!!
静岡県第4次地震被害想定死亡者800人をゼロにすることを目指し、人命を守ることを最も重視した活動拠点
- 耐震性の高い庁舎、駐車場の確保
- 災害対応車両のエネルギー基地
- 市民、地域の防災リーダー、防火管理者、消防団員、消防
職員の訓練場施設が3月24日完成。
この懐かしい庁舎に、私は33年前入署しました。当時は交代で食事を作っていました。最初に先輩と二人でカレーライスを作りましたが、失敗作でビショビショカレーとなってしまい、「そんなこんじゃだめだ!美味しいカレーライスを作ってやる」と、先輩が張り切って毎当直カレーライスを作ってくれました。このカレー月間が続き「もういい加減にしてくれんか」と怒り出す先輩もいて先が思いやられました。
仮眠室は一部屋に12ベッドが納められ、いびきや歯ぎしりでなかなか仮眠が取れず、非番は一日中重頭感、重瞼感で苦しい日々でした。
仮眠室は靴や洗濯物で結構な男臭さ、ファブリーズの無い時代ですので、戸を開けておいて猫や蛇が入っていたこともあり、寝ていると顔の上をムカデがはっていて、凍り付いたことも思い出されます。壁のヒビ割れにより、外の明かりが入り、大雨の時には雨漏りも珍しいことではありませんでした。
では、市民の皆さんに体験していただけるメニューの一部を紹介させていただきます
AEDや救急法
避難はしご
訓練用防火水槽
煙体験迷路
このほか消火栓(地上式・地下式)も設置しました。
ちびっ子のレスキュー体験
このほか、事業所の防火管理に欠かせない、訓練用自動火災報知設備や屋内消火栓設備の体験訓練があります。
最後に職員の専門的な訓練施設です。
斜面などからの救助
地下水路などからの救助
煙の充満した部屋からの救助
マンホールからの救助
高所からの消火放水
低高所からの救助
みなさん、ぜひご来庁いただき、体験訓練して下さい。