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救急車を呼んだら、消防車も来た!?

2025年6月10日更新

 救急車を呼んだら、消防車も来ました。どうしてですか?こんな質問をいただいたことがあります。

 消防車も火災出動だけでなく、救急出動することもあります。

 このことをPA連携(救急活動支援)と言います。

 

PA連携(救急活動支援)とは


 消防車と救急隊が連携して救急活動を行うことの総称で消防ポンプ(Pumper)と救急車(Ambulance)の頭文字から「PA」と広く使用されている用語です。

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PA連携の必要性


 近くの救急車が出動している場合や、救急隊だけでは搬送が困難なときに消防隊が救急現場に出動することで、傷病者にいち早く接触し対応することができます。

 また、消防車には救急処置に必要な資機材も搭載しており、処置を開始することができます。

 救急隊と連携した救護や救命処置などを行うことで、救命率の向上や市民の安心・安全の確保を図ることを目的としています。

 

 

どんなときにPA連携出動するの


 ・心肺停止状態が疑われる傷病者が発生した場合

 ・3階以上でエレベーターがない建物等、救急隊だけでは傷病者の搬送が容易でなく、人手が必要と考えられる場合

 ・現場の状況(交通量の多い道路等)から救急隊員の安全確保が必要な場合

 ・交通事故で油漏れがある場合(二次災害防止)

 ・救急車が出動中で、到着に時間がかかってしまう場合(先行出動)

 

 

市民の皆さまのご理解をお願いします


 119番通報で救急車を依頼した際、消防指令センターの判断でPA連携出動をすることがあります。その場合は、消防車がサイレンを鳴らして救急現場に出動します。

 驚かれる方もいるかもしれませんが、皆さまのご理解、ご協力をお願いします。

 

PA連携ステッカー2.png

 

 

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