掛川東高2年佐野夢果さん企画!「車いすスポGOMI in 掛川」が開催されました!
「車いすスポGOMI in 掛川」が開催されました!
令和5年8月26日(土)に、掛川市の中心市街地で「車いすスポGOMI in 掛川」が開催されました。
当日は、60人が参加。
4人1組のチームを組み、指定されたエリア(中心市街地)で車いすに乗りながら、拾ったゴミの量と街のバリアやバリアフリーの発見数を競いました。
この事業は、静岡県立掛川東高等学校に通う佐野夢果さんが、街のバリアフリーとバリアへの気づきをスポーツを通して市民のみなさんにも知っていただき、掛川を多様な方々が集える街にしたいとの思いより企画されました。
参加者が実際に車いすに乗って街を歩き、街のリアルなバリアやバリアフリーを体験してもらうことで得られた気づきから、個人でできることを見つけてもらうという狙いもあります。
イベント後に、参加者よりいただいたアンケートでは、
「見た目だけでは、少しの段差の大変さがわからなかった。細かいところまで気遣いが必要だと思った。」
「ゴミを落とすことで、自分が障害となってしまうものをつくらないように心がける」
「地域に存在するバリアには、物理的なバリアと気持ち的なバリアがあることに気が付きました。気持ちの面でのバリアを減らすことが個人としてできる大きなことだと思いました。」
等の感想が寄せられました。
※この事業は「令和5年度高校生チャレンジ公募事業」に採択された事業です。
車いすスポGOMIとは?
”ゴミ拾い”というエコ活動に「スポーツ」のエッセンスを加えてチームでポイントを競う新スポーツ「スポGOMI」。
このスポGOMIを車いすに乗って行う競技を「車いすスポGOMI」といいます。
ルール
4人1組で行います。それぞれ役割を務めながら得点を競います。
得点となるのは「拾ったゴミの重さ」「バリアフリー・バリアの発見数」「ミッション達成数」。さらに、「バリアに対して自分ができること」を書くと加点され、順位を競います。
※車いすは1チーム1台。
※車いすスポGOMI in 掛川のルールです。
【役割】
- フォワード :車いすに乗ってゴミを拾う。
- マネージャー:車いすのサポートをする。
- 監督 :車や人など、周りの状況を見ながら随時指示を出す。
- 分析担当 :バリアフリーやバリアなどを見つけ、メモをとる。
■10分に1回は役割を回していき、全員が全部の役目を担当する。