イノシシに遭遇したとき
2014年12月11日更新
イノシシに遭遇したとき
本来、イノシシは臆病な動物ですから人を襲うことは稀ですが、ケガをしていたり、犬に追われたり、発情期(晩秋から冬)などで興奮状態にあったり、至近距離で突然出会った場合などは、襲ってくることがあります。
事故を未然に防止するために、イノシシと出会ってしまった場合は、次のことに注意してください。
- 興奮したイノシシと出会った場合に、急に走りだしたり、後ろをむいたりすると更にイノシシを興奮させることがあります。ゆっくりと、イノシシと向かい合ったままで後退し、速やかに、その場を立ち去るようにしましょう。たてがみを逆立て、シュー、カッカッカッ、クチャクチャクチャ、と威嚇音を発している場合は、特に注意が必要です。
- 棒を振り上げたり、石を投げたりしてイノシシを刺激しないようにしましょう。
- イノシシの子(うり坊)を見かけても、かわいいからと近づいたり、追いかけたりしないようにしましょう。近くに母イノシシがいる可能性があります。
- イノシシを餌付けする行為は絶対に止めましょう。
- 側溝などにはまって動けなくなっているイノシシは、パニックになっています。助けようと駆け寄るのはやめましょう。
お願い
野菜クズ、生ゴミ、落下果樹、お供え物などの放置は餌付けと同じです。即回収するなどの処理をお願いします。
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