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祇園祭神事と祇園囃子のもつ民俗文化的価値

中村祇園祭の文化的意義はひとことで言えば、京都祇園祭の神事を延々900年に渡って忠実に伝承しているということです。
このことについて検証したいと思います。

御旅所(おはけ)青谷の御仮屋

青竹を立て注連縄を張り、中に御弊を立て神の宿る所とした。三本松の休息所もまた同じである。この御旅所も京都本社の御旅所にならったものです。

神馬

祈願成就の報(お礼)として神社に馬を献じるならわしで、この馬を神馬という。
神輿が作られてから神馬は神輿のお供をするようになった。

神興

神輿を揺り動かすことを「神輿ぶり」という。
昔から「氏子勇めば神勇む」といわれています。
神輿をかつぐ人々(輿丁)つまり氏子が元気に神輿を揺り動かすことは、その氏子の地域の人々の生命活動や神に崇敬する念の強さを示すものです。
そしてそれを見た神も喜び、さらにその地域の繁栄を助けてくれることになるわけです。
神輿をかつぐということは、神のすぐそばにいることで神人一体となれるわけで、神輿をかついだ輿丁が祭の終わったあとで「神わかれ」の式を行うことが例になっています。

山車

祭のとき、車の上に様々な飾り(万度提灯・松の木・人形・鉾・長刀・花・太鼓等)をつんで曳き出すもので、「やたい」とも「だんじり」ともいう。
山車は神輿と同じく神の乗り物で、神輿のお借を致します。

万度

長い柄を取り付けて捧げもつ行燈で「小万度」といい、「御祭礼」「氏子名」「おみくじ順位」などを書き、花すすき等で飾り、山車の先頭に立ちます。
また「万度」は、山車の上の松や人形を飾る台にも付けます。
「一万度」の意味するように永久に祇園祭を行い、永久の繁栄を祈ったものです。
「万燈」と書くものもありますが、祇園祭の場合は「万度」です。
「万度」は祇園祭行事の当初の形で後傘鉾となります。

昔から神は山にあるという通念で、「山車」という言葉があったり山のつく言葉の多きことに気づきます。松は山のシンボルです。
青谷の松、一本松、また人形台に取り付ける松、すべて松は神宿る木ということになっています。
松を倒せばすでに山ではない、そこに宿った神はすでに去ったというわけです。

昔の祇園祭で人が集まっている様子。白黒写真。
昔の祇園祭1

昔の祇園祭で神輿を担ぐ様子。白黒写真。
昔の祇園祭2

 

参考文献

中村八坂神社の神事と祇園囃子の記録(昭和62年10月 八坂神社神事と祇園囃子保存会)

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