ワクチン接種の期間延長について
今までに風しんの予防接種を公的に受ける機会がなかった、40代から50代の男性を中心に患者数が増加していることを受け、令和元年度から令和6年度末まで、クーポン券を郵送し、風しん抗体検査・予防接種を無料で実施していました。
麻しん風しん混合(MR)ワクチンの供給が全国的に不安定な状況であることを踏まえ、下記の対象者については、接種対象期間内に定期接種を受けられなかったと見込まれるため、ワクチン接種の期間延長がされました。
※延長の対象は予防接種のみ。抗体検査は、令和7年3月末で終了しています。
対象者
①及び②の条件に該当し、ワクチンの偏在により接種できなかった方
①掛川市に住所を有する、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性
②令和7年3月末までに抗体検査を実施し、十分な抗体がないと判断された方 ※令和7年4月以降に抗体検査を受けた方は対象外です。
延長対象期間
令和7年4月1日から令和9年3月31日まで
詳細については調整中です。
風しんとは
風しんは、感染者の咳やくしゃみなどの飛沫感染によって他の人にうつる、感染力が非常に強い感染症です。妊娠初期の妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群(難聴、先天性心疾患、白内障等)と呼ばれる病気を持った児が産まれる可能性が高くなります。
また、大人になってから風しんに感染すると、高熱や発疹の長期化、関節痛などが重症化することが多いとされています。無症状でも他人にうつすことがあるため、感染拡大を防ぐためには社会全体で免疫を持つことが大切です。