静岡県の状況
静岡県の新型コロナウイルスの感染状況は、8月12日(金)現在「国評価レベル2(警戒を強化すべきレベル)」です。
医療提供体制は、実質的に国評価レベル3(コロナの感染爆発により適切な医療を提供できなくなるレベル)と同様の状況にあります。
感染爆発により「静岡県医療ひっ迫警報(BA.5対策強化宣言)」が発令されています。
静岡県では、感染爆発により、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる病床の占有率が80%を超える過去最悪のひっ迫状況が続いています。
オミクロン株 BA.5 の強烈な感染力により、受け入れ医療機関の2割超でクラスターが発生しています。また、各病院で医療従事者が感染あるいは濃厚接触者となり休職する事態が頻発しています。そのため、病棟閉鎖により一般患者の入院や手術が制限されてきており、日常診療が提供できなくなりつつあります。
こうした医療機関の状況から、救急車が、コロナやそれ以外の救急患者を直ちに病院に搬送することが困難な事案も増加しています。
県内の医療提供体制のひっ迫状況をこれ以上悪化させず、少しでも早く県内医療を正常化させるために、「静岡県医療ひっ迫警報」を「BA.5 対策強化宣言」に位置づけました。
みなさまには、感染リスクの高い行動の自粛等の御協力をお願いします。