掛川市では、平成29年3月に「掛川市茶振興計画」を策定し、様々な施策を実施してまいりました。しかし、茶生産者の高齢化や、茶価の低迷による収入低下に伴い離農が拡大するなど、負の連鎖が止まらず、掛川市が10年後に茶産地として存続しているのか危ぶまれる状況となっています。また、新型コロナウイルスの影響による生活様式の変化や、農業分野においても地球温暖化防止と持続可能な生産体系への移行が求められるなど、茶業も時代の転換点に置かれています。
そこで、現状を「有事」であると認識し、茶産地掛川の生き残りをかけた新たな指針とするため、現計画を抜本的に見直し、「掛川茶未来創造プロジェクト」として策定いたしました。この計画では、「生産」「流通」「消費」を3本柱に、積極的なチャレンジと大胆な構造改革を行うことで、茶産地として持続的に発展していくことを目指しています。
掛川茶未来創造プロジェクトの概要
概要PDF版は下記からダウンロードできます。
掛川茶未来創造プロジェクトの内容
第1章 計画の改定にあたって
第2章 現状と課題
第3章 目指す姿
第4章 課題解決のための施策
Ⅰ茶産地掛川を支える一次産業の所得向上(生産)
Ⅱ時代を先取りする流通構造への転換(流通)
Ⅲ茶産地掛川の持続を可能とする消費拡大策の推進(消費)
第5章 掛川茶未来創造プロジェクト重点施策実行スケジュール