掛川市のFSC®

2021年10月29日更新

掛川市も会員として加わる遠州森林認証グループが平成29年3月、認証を取得しました

掛川市では、平成29年3月24日に掛川市森林組合、森町、森町森林組合及び中遠農林事務所と連携して森林認証を取得しました(Licence code FSC-C132110)。
環境・経済等に配慮された適切な森林管理を目的としています。掛川市森林組合、森町森林組合、森町及び静岡県中遠農林事務所と連携し、森林認証の取得及び普及を進めています。
県内では初めての行政境を超えた認証の取得です。

 

 

 

遠州FSC(Rマーク)認証材の安定配給と需要拡大に関する行動方針証

行動指針です。
サインは、上から
1 掛川市森林組合長
2 森町森林組合長
3 掛川市長
4 森町町長
5 静岡県中遠農林事務所長
のもので、五者が一丸となること。
遠州FSC認証材の安定供給をすること。需要拡大に資すること等を行動指針として定めています。

 

登録証明証

登録証明書です。
FSCの要件に従って認証することを証明しています。

 

FSC森林認証伝達式の写真。行動指針、登録証明書を掲げた6名の役員

撮影日 平成29年3月24日

FSCとは?

FSC森林認証とは、地域の森林管理が環境や社会に配慮して適切に行われているか、また経済的に継続可能であるかを、国際機関「FSC(Forest Stewardship Council(R),森林管理協議会)」が基準に基づいて審査し、適合した森林や木材に認証を与える、国際的な認証制度です。
世界で違法伐採が問題となる中、このFSC森林認証制度によって環境・社会・経済に配慮した森林管理や木材製品の利用を推進します。

FSCの木材を使うことで森を守る

FSC認証を受けた森林か生まれる木材や製品にはFSCマークがつけられます。消費者がFSCマークがついた木材や製品を選ぶことで、世界の責任ある森林管理を行う林業者を支援する仕組みになっています。つまりFSCマークを選ぶ人が増えるほどに、適切に管理された森林は増えて行くのです。木を使わずに森を守るのではなく、木を活用することで森を守る。この選択が、少しずつ世界のスタンダードになりつつあります。

認証材を使った製品

FSCマークがついた商品。トイレットペーパー、ティッシュペーパー、積み木、木製のケース、プリンター印刷用紙など。

FSCマークを選ぶことは、適切な森林管理を応援することにつながります。あなたの周りの様々なFSCマークを探してみてください。

 

「遠州森林認証グループ」構成員

サイト名管理者名認証面積(ヘクタール)
掛川サイト掛川市森林組合
代表理事組合長
1,132.64ヘクタール
森サイト森町森林組合
代表理事組合長
1,267.56ヘクタール
県営林サイト静岡県 中遠農林事務所長222.78ヘクタール
市有林サイト掛川市長49.68ヘクタール
町有林サイト森町長45.78ヘクタール

【参考】遠州森林認証グループのグループマニュアル等

掛川市FSCパンフレット

2017年11月、FSCのパンフレットを制作しました。

FSC森林認証年次監査

平成29年9月7日(木曜日)に掛川市で第一回森林認証のFSC森林認証年次監査がありました。

第一回森林認証のFSC森林認証年次監査の様子、複数人が中央に配置された机を囲み、書類を見ている。
書類審査の様子

現地での説明の様子、作業着にヘルメットを着用している人たち。
現地での説明の様子

 

皆伐後の植林現地視察の様子、山の斜面に立ち現場を観察する人たち。
皆伐後の植林現地視察の様子

伐採現地視察の様子、森林の中央にショベルカー、その様子を観察する人たち。
伐採現地視察の様子

 

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