掛川市の公共交通体系
(1)路線バス
- 掛川大東浜岡線(しずてつ株式会社)・・・ 掛川駅と大東方面、御前崎市を結ぶ広域幹線バス路線 (注)対キロ運賃制
- 秋葉中遠線(秋葉バス株式会社) ・・・ 袋井駅と浅羽、横須賀、大東支所まで運行する広域幹線バス路線 (注)対キロ運賃制
- 掛川東高線(しずてつ株式会社) ・・・ 掛川駅と掛川東高を直結する路線 (注)対キロ運賃制
(2)自主運行バス
- 東山線・・・掛川駅と日坂、東山方面を結ぶバス路線
- 粟本線・・・掛川駅と粟本、初馬方面を結ぶバス路線
- 居尻線・・・掛川駅と西郷、原泉方面を結ぶバス路線
- 倉真線・・・掛川駅と西郷、倉真方面を結ぶバス路線
- 桜木線・・・掛川駅と桜木方面を結ぶバス路線
- 満水線・・・掛川駅と満水方面を結ぶバス路線(令和3年9月末撤退)
- 市街地循環線北回り・・・中心市街地の北側を約50分間隔で運行する循環バス路線
- 市街地循環線南回り・・・中心市街地の南側を約50分間隔で運行する循環バス路線
- 掛川大須賀線・・・掛川駅と大須賀区域を結ぶバス路線
(注)1から6 協議運賃制 200円から300円
(注)7,8 協議運賃制 100円
(注)9 協議運賃制 1乗車600円
(3)デマンド型乗合タクシー
- 曽我・和田岡ふれあいタクシー ・・・ 200円から500円
- 大須賀ふれあいタクシー ・・・ 400円から1,400円
- 満水ふれあいタクシー・・・300円から500円
(4)生活支援車
- 中地区 ・・・ 自家用有償旅客運送により運行
- 原田地区 ・・・ 自家用有償旅客運送により運行
- 倉真地区 ・・・ 自家用有償旅客運送により運行
- 東山口地区・・・自家用有償旅客運送により運行
- 佐束地区・・・自家用有償旅客運送により運行
(5)東海道本線・東海道新幹線、天竜浜名湖鉄道
(6)タクシー
市内では掛川タクシー、第一通商ライフタクシー、遠鉄タクシー、堀之内タクシー、 菊川タクシーなどが運行
公共交通の輸送人員・収支状況
(1)掛川市の公共交通の輸送人員
- 令和2年度の掛川市の公共交通の輸送人員は、自主運行バス9路線(東山線、粟本線、居尻線、倉真線、桜木線、市街地循環線北回り、市街地循環線南回り、満水線、掛川大須賀線)、天竜浜名湖線市内8駅、デマンド型乗合タクシー2エリアで60.7万人となっている。
- 自主運行バス9路線の輸送人員の内訳については、北回りが6.4万人、南回りが5.0万人、東山線・粟本線・居尻線が約2.2万人から3.1万人であるが、その他の3路線は0.2万人から1.2万人と低迷している。掛川大須賀線は1.8万人の利用であった。
(2)掛川市の公共交通の収支状況
- 掛川市を走る公共交通の収支状況(令和2年度負担分)は、秋葉中遠線、掛川大東浜岡線、自主運行バス9路線、天竜浜名湖線(便宣上、補助金を収入として計上していない)の全てが経常収支で赤字となっており、それぞれの経常損失を合計すると6億165万円を超える金額となっている。
- 掛川市では、公共交通の維持に令和2年度(令和元年度運行分)は2億4,006万円を負担している。内訳とては、天竜浜名湖線に経営助成基金・市町会議負担金として4,865万円、民間路線バス2路線に2,448万円、自主運行9路線に1億6,471万円、デマンド型乗合タクシーに223万円となっている。