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掛川市水道事業の決算状況

2024年10月1日更新

 令和6年8月議会において、令和5年度水道事業会計決算が認定されましたので、以下のとおりご報告します。

給水の状況

 令和5年度は、給水件数が50,815件で前年度より164件増加しました。給水量は、14,232,603立方メートルで前年度比175,071立方メートルの減となりました。
 また、静岡県大井川広域水道企業団からの受水量は、1日平均41,106立方メートル、年間配水量の約88%を占める15,044,913立方メートルを受水し、安全な水を安定的に供給することができました。

決算の概況

収益的収支の状況

 水道事業会計のうち、施設の維持管理や、料金徴収のための事務費など水道事業を運営するための収入と支出です。

3条収支 1024.png  

 収入(税抜き)の構成割合は、水道料金が24億9,561万円で88%、その他収入が3億5,020万円で12%、合計が28億4,581万円となっています。

 支出(税抜き)の構成割合は、水の購入費用が11億2,702万円で42%、施設の減価償却費が8億8,993万円で33%、施設維持・送水のための費用が5億5,795万円で21%、借入金の利息などその他の費用が1億1,373万円で4%、合計が26億8,863万円となっています。

 本年度の事業収益は、28億4,581万円となり、昨年度より1億5,866万円の減となりました。主体となる給水収益は、家庭用・工場用の使用水量が減少したことにより、3,271万円の減となりました。一方、事業費用については26億8,863万円となり、1億411万円の減となりました。よって、当年度純利益は1億5,718万円となりました。
 なお、令和4年度は物価高騰に対する負担軽減策として、減免措置を行ったことによる特別損失とその損失を補填するための一般会計繰入金があり、収益費用それぞれで減額の主な要因となっています。
 刻々と変わる社会情勢の中においても、持続可能な給水サービスが行えるよう、今後も経営の効率化と経費の削減に努めてまいります。

資本的収支の状況

 水道事業会計のうち、主に水道施設の建設や管路の整備を行うための財源(資本的収入)と費用(資本的支出)です。

4条収支 1024.png

 財源(税込み)の構成は、借入金が4億3,000万円、配水管布設等の負担金が8,139万円、国庫補助金が8,087万円、出資金が2,900万円、市補助金が2,070万円、合計が6億4,196万円となっています。

 費用(税込み)の構成は、配水管等の建設・整備のための費用が13億1,841万円、借入金の返済が2億3,922万円、合計が15億5,763万円となっています。

 本年度は、原谷配水池の改修工事が完了したほか、逆川菖蒲ヶ池系統の基幹管路の耐震化を進めるとともに、掛川大東線等の老朽管の更新工事を行いました。
 資本的収入額が資本的支出額に不足する額9億1,567万円は、損益勘定留保資金(減価償却費や資産減耗費などの現金支出を伴わない費用の累積額)などで補填しました。

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水道水1立方メートルあたりの単価

 本年度、1立方メートルの水を給水するために必要となった費用(給水原価)は171.04円でした。

1立方メートルあたりの費用 1024.png

 給水原価の内訳は、受水費が72.00円、資本費が61.09円、修繕費が8.00円、人件費が6.88円、動力費が3.25円、その他が19.82円、合計が171.04円となっています。

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