平成27年4月の「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正に伴い、すべての地方公共団体で、当該地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱(いわゆる「教育大綱」を定めることとなりました。
掛川市では、市長と教育委員会で構成する「総合教育会議」での会議において、教育の目標や施策の根本的な方針を子どもを中心に据えてまとめ、「教育大綱かけがわ」を策定しました。
大綱の概要
趣旨
未来の宝である子どもたちが希望を持ち、たくましく成長することを願い、子どもたちの未来のために何をすべきか、何ができるのか、という視点にたって定めた。
計画期間
平成28年度から平成37年までの10年間。
目指す姿
子どもたちの目標となるような人物像として5つの目指す姿を掲げる。
- 変化の激しい社会で生き抜く力を備えているひと
- 多様な人々を結び、地域でもグローバルにも活躍できるひと
- 高い目標をもち、新たな価値の創造にチャレンジするひと
- 自律する心を持ち、他者の考えや痛みに共感できるひと
- 豊かな心や健やかな体に高めていくひと
基本方針
目指す姿を達成するため、施策展開に向けて3つの基本方針を定める。
- こころざしと学ぶ意欲を育てる人づくり
- 市民総ぐるみによる学びの環境づくり
- 未来志向のまちづくり
かけがわ未来プロジェクト
基本方針に基づき10年間で重点的に取り組むべき5つのプロジェクトを掲げる。
- 命とこころざしを育むプロジェクト
- 知識、経験、感性を育むプロジェクト
- 温かく安らぎのある家庭を育むプロジェクト
- 郷土への誇りと愛着を育むプロジェクト
- スポーツを愛し、心身ともに健康な生活を育むプロジェクト
パブリックコメントの結果について
教育大綱策定にあたり、平成28年2月15日から3月15日の期間にパブリックコメントの募集をしたところ、8人の方から29件の意見をいただきました。
つきましては、いただいた意見の概要と市の考え方を掲載いたします。
ご協力ありがとうございました。