久保田市長の全力投球 第3回「山本篤・杉浦佳子 両選手ありがとう」

2021年10月1日更新

第3回 山本篤・杉浦佳子 両選手ありがとう

ひとりのファンとして大いに楽しんだパラリンピックが閉幕しました。掛川出身の2人の選手から振り返ります。
まず陸上の第一人者である山本篤選手は、義足での大ジャンプで走り幅跳びの自らのアジア記録を更新。惜しくもメダルには届きませんでしたが、障がい者がスポーツをすることのカッコ良さを伝えてくれました。
「お母さん、あの人はなぜ足がないの?」「◯◯ちゃん、あっちを見てはいけません」障がい者には目を背けて、見てはいけない。そんな風潮とも山本選手は早くから闘ってきたと聞きます。今回のパラ開催を経て、障がいをもつ人々の存在を、そしてその活躍を、全世界が誇らしく思うようになったのではないでしょうか。
そして、自転車競技ロード種目で2つの金を取った杉浦佳子選手。45歳で事故にあって50歳での最年長メダル。普段はつえで歩き、椅子から立ち上がるにも補助が必要なほどの小柄な体が、自転車にまたがると猛スピードで駆け抜ける。本当に不思議です。
高校時代、親からもらったバスの定期券代でラーメンを食べてしまい、片道10キロ以上ある自宅から自転車通学を始めたという驚きのエピソードや、開催地が地元静岡だったからメダルが取れ、応援の声でタイムが短縮できたなど、配慮の行き届いた明るいコメントにも勇気付けられます。
「目の不自由な子どもたちに自転車で風を切って走る楽しさを教えたい」と意欲を語る杉浦選手に市としても協力したいと思います。ふるさと応援大使として、引き続き掛川茶のPRもよろしくお願いします。たくさんの感動をありがとうございました!!

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