久保田市長の全力投球 第11回「あなたも一句どうですか?」

2022年6月1日更新

第11回 あなたも一句どうですか?

この原稿は東京に向かう新幹線の車内で書いています。5月7日から15日まで渋谷ロフト(東京都)で開催される世界農業遺産「静岡の茶草場農法」フェアに参加するための出張です。
ところで、市内の大人たちの作品が掲載された文芸誌が発行されたことをご存知でしょうか。市内の企業経営者などが中高生らに愛読書を紹介しプレゼントする「本のペイフォワード運動」をはじめ、ユニークな活動をまちなかで展開する「高久書店」店主の高木久直さんが発行した『文芸 高久書店 vol・2』です。私もエッセイを寄稿させてもらいましたが、さまざまな市民が個性豊かな詩や小説などの文章を寄せています。
また、同じく高久書店さんが年末に実施している俳句大賞も恒例となってきました。昨年は3千を超える投句がありました。人口11万人のまちでこれだけ俳句をよむ人がいるということに驚きです。昨年の市長賞を受賞したお子さんが国語好きになったというお話を伺いました。国語が苦手だった私からすると微妙な気持ちではありますが、よい効果が出ているのであればうれしいですね。
今年も5月1日から「第3回高久書店ほんわか俳句大賞」の応募が開始されました。掛川の写真家土屋由美子さんの写真集「日々のことのは」を購入し、市内で撮影された12枚の写真から1枚選んで、俳句を応募する仕組みです。高久書店のほか、「本と、珈琲と、ときどきバイク」(富部)、永福寺(千浜)、とうもんの里(山崎)に投句箱があり、写真集を販売しています(300円。小中高生無料)。締め切りは9月15日です。ぜひ渾身の投句をお願いします。
昨年は、地域資源の再発見にもつながった市民芸術祭「茶エンナーレ」が4年ぶりに行われました。将棋の王将戦も含め、文化のまちづくりにぜひご協力ください。

渋谷ロフトにて

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