もったいない通信⑬ ~緑のカーテンを作らないのはもったいない~
~毎月9日は、もったいないを考える日です~
もったいナイン・・・ってことです
掛川市では、2050年のカーボンニュートラル(※)実現を目指して、毎月9日にもったいない通信を発信しています。
地球温暖化をどうにかしたい!でもどうしていいかわからない・・・、そんなときは、この『もったいない通信』を読んでください。
さまざまな角度から、温室効果ガスを減らす取り組みをご紹介します。
みんなで『もったいない』をなくして、カーボンニュートラルの達成を目指しましょう!
※カーボンニュートラルとは・・・温室効果ガスの排出量をできるだけ減らした後、どうしても残ってしまう分を植林やCO2吸収技術などで相殺し、合計をゼロにすることです。
今月のテーマは・・・緑のカーテンです。
緑のカーテンって何?
緑のカーテンとは、植物を使って窓や壁を覆うことで、夏の暑さを和らげる自然のカーテンです。
ゴーヤやアサガオなどのつる植物を使って、簡単に作ることができます。
緑のカーテンの効果
① 涼しい部屋を作る
直射日光をさえぎることで室内の温度を下げ、エアコンの使用を減らすことができます。
壁や窓に強い日差しが当たるとその中に熱がこもり、その熱でさらに周囲の温度が上がってしまいますが、緑のカーテンは窓の外側に設置するため、家の中のカーテンを閉めるよりも効果があります。
また、葉っぱから水蒸気が放出される「蒸散(じょうさん)作用」により、周囲の温度の上昇を防ぎます。
② 節電と省エネ
室内の温度が下がることで、エアコンの電力消費が減り、電気代の節約にもつながります。
③ 環境にやさしい
光合成により、植物が温室効果ガスである二酸化炭素を吸収してくれます。
④ 美しい景観
緑のカーテンは見た目にも美しく、リラックス効果もあります。
緑のカーテンを作ってみよう!
① 植物を選ぶ
ゴーヤ、アサガオなど、つるが伸びる植物を選びましょう。
★掛川市役所・大東支所・大須賀支所では、中部電力様から提供されたゴーヤとアサガオの種を無償配布しています。
なくなり次第終了となりますので、お早めにお越しください。(配布場所:市役所2階北側環境政策課、大東支所ロビー、大須賀支所市域支援係)
② 種まきと苗の準備
種をまき、苗を育てます。
③ ネットを張る
窓や壁にネットを取り付け、植物が登れるようにします。
④ 植え付けと水やり
苗をネットの下に植え、毎日水をあげましょう。お風呂の残り湯や雨水を貯めて、その水を利用するのもいいですね。
⑤ 成長を見守る
植物がどんどん成長して、緑のカーテンが完成します。夏には涼しい日陰ができるでしょう。
今月のワンアクション
種をもらいに行こう!
アサガオの種の発芽適温は20~25度です。
ちょうど5月上旬以降が適しているので、まずは市役所や支所へ種をもらいにきませんか?