生ごみ処理容器「キエーロ」とは
台所から出る生ごみを、電気を使わず家庭で処理できます。
生ごみのせいでごみ箱が臭い、ごみが多い、ごみ捨ての時重くて大変・・・など、生ごみで困っている方におススメです!
必要なのは日光と水と土だけ。土の中にいるバクテリアが生ごみを分解してくれます。
生ごみの量や埋めるペースは人それぞれなので、自分のやり方で少しずつごみ減量に挑戦してみませんか?
「キエーロ」には、プランターで作れる「ミニキエーロ」もあります。
「ミニキエーロ」はご自宅で簡単に作ることができます。
「キエーロ」などの生ごみ処理機に対する補助が令和6年度より開始しましたので、是非ご利用ください。
ミニキエーロの購入について
ミニキエーロの購入を希望される方はこちらからお申し込みをお願いします。
※ミニキエーロの販売は、市民団体の集まりである掛川市エコ・ネットワーキングが行っています。(事務局:掛川市役所環境政策課)
キエーロ、ミニキエーロの作り方
ミニキエーロの作り方
①プランターに園芸用培土を入れます。(小さいプランターだとあまり処理できません。写真は36リットルの容量です。)
②プランターが覆える大きさの波板に、固定用の角材をつけてプランターに乗せれば完成です!
※固定用の角材ではなく、波板が飛ばないように重石をのせてもいいです。
※日光が必要なのと、雨水が溜まらないようにするため、透明の波板を使用しています。
・雨水が入らないようにする ・波板が飛ばないようにする ・日光と空気が入るようにする
以上の点に留意して、自分だけの「ミニキエーロ」を作ってみましょう!
キエーロ(完成)
使い方
①深さ10~20センチのあなを掘ります。
②生ごみを入れて土とよく混ぜます。泥団子を作れるくらいの水も入れてください。
③乾いた土をかぶせて終了です。
キエーロで分解されやすいもの
- 傷んだ野菜、果物
- 火を通した野菜、果物
- 魚の内臓、煮汁
- 生肉、脂身
- ラーメン、味噌汁、カレー等調理品の残り物
- 残飯
- 茶殻、コーヒーかす
- 食用油
- 飲み残しのお酒、ジュース
- もみ殻、米ぬか
- 細かく刻んだ野菜くず
キエーロで分解されにくいもの・・・基本的に人が食べないものはバクテリアも苦手です。
- 柑橘類の皮
- トウモロコシやキャベツ等野菜の芯
- 玉ねぎ、タケノコ、トウモロコシの皮
- 生の根菜類
- 昆布
- 魚や鶏の骨
- 卵の殻
- 甲殻類の殻
- 貝殻
- 種
キエーロの困りごと
自然の力で分解するので、虫が発生したり匂いが気になることがあるかもしれません。
また、寒くなると分解に時間がかかります。
- 虫がわいたら・・・
土の表面が乾いていない、表面に生ごみが出ている、生ごみの量が多すぎると虫がわく可能性があります。
乾燥した土で表面を覆ったり、生ごみと土をよく攪拌させましょう。
虫がわいて困ったら、殺虫剤や熱湯、熱い食用油を投入してください。
- 処理能力が落ちたら・・・
冬場は処理能力が遅くなります。
夏場よりもよく土を混ぜる、米ぬかを混ぜる、投入する生ごみの量を減らす、生ごみを細かくする、数日溜めて発酵させてから埋める等工夫が必要になります。
利用者の声
- 水分を含んだ生ごみを捨てずにすむので助かります。
- 最初は本当に土に埋めるだけで分解されるのか半信半疑でしたが、一週間程度で分解されました。子どもの食べ残しもごみとして捨てなくてすむので、罪悪感が減りました。
- 燃えるごみを出す回数が週一回に減りました。
- 確実に生ごみの重量減らすことができます。
- 家族が多いとミニキエーロだと容量が小さいです。