掛川市内の山内一豊ゆかりの史跡について、ご紹介します。
雨桜神社(あめざくらじんじゃ・上垂木)
雨桜神社
一豊の雨乞いに応え、神社が一首の歌をつくり社頭の桜枝に結んだところ、すぐに雨が降りました。これによって以後「雨桜神社」と称したと伝えられています。
永江院(ようこういん・和光)
永江院
文禄2年(1593)一豊から龍の彫刻の入った総門を寄進されています。この龍の彫刻は今でも総門に掲げられています。
慶雲寺(けいうんじ・伊達方)
慶雲寺
文禄3年(1594)4月1日、一豊から田地を寄進され、寺にはその黒印状が保存されています。
円満寺(えんまんじ・西町)
円満寺
慶長2年(1597)一豊が掛川城の整備をした際、城内から現在地に移転しました。また、境内に今も残る蕗の門は、もともと掛川城内にあったものです。
天然寺(てんねんじ・仁藤)
天然寺
天正8年(1590)掛川城に入ってまもなく、一豊は天然寺に十六俵地を寄進しています。
真如寺(しんにょじ・仁藤)
真如寺
一豊が叔父の在川謙昨(ざいせんけんさ)大和尚を招いて創建した寺です。のちの土佐にも真如寺を創建し、山内家の菩提寺となりました。
龍尾神社(たつおじんじゃ・下西郷)
龍尾神社
掛川城の鬼門の方角にあり、掛川城守護として一豊の信仰の厚かった神社です。また、2月中旬から3月中旬にかけて、花庭園にはみごとなしだれ梅が咲き誇ります。
久延寺 茶亭跡(きゅうえんじ・小夜の中山)
久延寺 茶亭跡
慶長5年(1600)会津の上杉景勝を征伐するため、大阪から東海道を進軍してきた徳川家康を、一豊は久延寺茶亭にて接待しました.
山内一豊ゆかりの史跡