掛川市簡易水道事業の決算状況
令和7年8月議会において、令和6年度簡易水道事業会計決算が認定されましたので、以下のとおりご報告します。
給水の状況
令和6年度は、給水件数が206件で前年度より1件減少しました。給水量は、59,408立方メートルで前年度比4,681立方メートルの増となりました。
令和6年度も安全な水を安定的に供給することができました。
決算の概況
収益的収支の状況
簡易水道事業会計のうち、施設の維持管理や、料金徴収のための事務費など簡易水道事業を運営するための収入と支出です。
収入(税抜き)の構成割合は、水道料金が794万円で52%、市補助金が247万円で16%、その他収入が491万円で32%、合計が1,532万円となっています。
支出(税抜き)の構成割合は、施設維持・送水のための費用が1,296万円で68%、施設の減価償却費が587万円で31%、その他費用が27万円で1%、合計が1,910万円となっています。
これにより、当年度純損失は378万円となりました。今後も赤字決算が見込まれる状況は変わらないため、経費削減などに努め、事業を運営する資金を維持していくとともに安全、安心で良質な水道水の供給に努めてまいります。
資本的収支の状況
簡易水道事業会計のうち、水道施設を建設したり、整備したりするための財源(資本的収入)と費用(資本的支出)です。
財源(税込み)の構成は、配水管布設などの負担金が296万円、市補助金が15万円、合計が311万円となっています。
費用(税込み)の構成は、配水管などの建設・整備のための費用が326万円、借入金の返済が25万円、合計が351万円となっています。
資本的収入額が資本的支出額に不足する額40万円は、過年度分損益勘定留保資金(減価償却費や資産減耗費などの現金支出を伴わない費用の累積額)などで補填しました。
セグメントごとの状況
簡易水道ごとの営業収支、資産及び負債などについては以下のとおりです。