原谷地区有志が約10年の歳月をかけてまとめた原谷地区の古地名研究報告書「原谷の大地-原谷古地名考150-」が令和元年(2019)12月に発刊されました。
「原谷の大地-原谷古地名考150-」は、原谷史学習会が中心となりまとめた、地域の古い地名にまつわる調査研究報告書です。構想から約10年、120回以上にわたる学習会を経て明らかになったことをまとめました。
地名の中には古代や中世の地域の様子をうかがい知ることができるものもあり、原谷地区の歴史を探る上で非常に重要なものであることがわかります。これらの成果を後世に伝えていく上で、「原谷の大地-原谷古地名考150-」の発刊は非常に意義があり、まさに地域の歴史の教科書であるといえます。
また、報告書にまとめられた内容は、インターネット上のデジタル地図データ「OpenStreetMap Japan(オープンストリートマップ ジャパン)」にも掲載され、いつでもどこからでも古地名を検索できます。
普段何気なく使っている地名から、ご自身の地域の歴史について考えてみてはいかがでしょうか。ぜひ、一度ご覧ください。