▲校舎3階へ避難する児童ら
千浜小学校で5月19日、地震・津波避難訓練が行われました。全校児童が参加し、大きな地震が起こった際の身の守り方や、安全な場所への避難について確認しました。
同校は、県教委が指定する学校防災推進協力校に指定されてきたことを踏まえ、防災教育に積極的に取り組んでいます。校舎は津波浸水域外ですが、域内にいるときに被災した場合などに備え、高い場所への避難を実践しています。
緊急地震速報が鳴ると、児童は机の下に隠れたり、かがんで身を低くしたりして、自らの安全を確保。揺れが収まった後は、防災頭巾をかぶり、「お・は・し・も(おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない)」の4つの約束を守って校舎3階へ避難しました。
寺田校長は訓練を総括して「今回は近くに先生がいたが、実際の地震では自分で判断が必要かもしれない。しっかり訓練して、自分の命を自分で守り、周囲の人も助けられるようになってほしい」と話し、6年生の村松麻未さんは「地震が起こったらこれまで学んだことを生かして、下級生の面倒を見られるようにしたい」と話しました。
2021年5月19日