~毎月9日は、もったいないを考える日です~
もったいナイン・・・ってことです
掛川市では、2050年のカーボンニュートラル(※)実現を目指して、毎月9日にもったいない通信を発信しています。
地球温暖化をどうにかしたい!でもどうしていいかわからない・・・、そんなときは、この『もったいない通信』を読んでください。
さまざまな角度から、温室効果ガスを減らす取り組みをご紹介します。
みんなで『もったいない』をなくして、カーボンニュートラルの達成を目指しましょう!
※カーボンニュートラルとは・・・温室効果ガスの排出量をできるだけ減らした後、どうしても残ってしまう分を植林やCO2吸収技術などで相殺し、合計をゼロにすることです。
今月のテーマは・・・食品ロスです。
”食品ロス”って何?
「食品ロス」は、まだ食べられるにもかかわらず、捨ててしまう食品のことをいいます。
家庭で発生する食品ロスは、大きく3つに分類されます。
- 食卓にのぼった食品で、食べ切れずに廃棄されたもの(食べ残し)
- 賞味期限切れ等により使用・提供されず、手つかずのまま廃棄されたもの(直接廃棄)
- 厚くむき過ぎた野菜の皮など、不可食部分を除去する際に過剰に除去された可食部分(過剰除去)
日本の食品ロスの現状を見てみよう
日本では、年間約464万トンの食品ロスがあります(環境省令和5年推計値)。
これを国民一人当たりに換算すると年間の食品ロス量は約38kgで、1日になおすと約103gになります。
これは、1人当たりおにぎり1個を毎日捨てているのと同じくらいの量になります。
また、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2023年で年間370万トン)の約1.3倍に相当します。
「もったいない」と感じませんか?
食品ロス削減のためにできること
食品ロス削減のためにできることをシーン別に紹介します!
めざせ!食品ロス・ゼロ~できることから、始めてみよう~(消費者庁) (PDF 2.17MB)
買い物の前に冷蔵庫の中の在庫を確認!
食べきれないほどの食材を買い過ぎないように!
賞味期限や消費期限の長い商品ではなく、「手前取り」にチャレンジしてみよう!
- 保存のとき
食べきれなかった食品は、冷凍などの痛みにくい保存方法を検討しよう!
保存していた食べ残しを忘れないよう、冷蔵庫の中の配置方法を工夫しよう!
- 調理のとき
食べられる分だけ作ろう!
食材が余ったときは使い切りレシピを検索してみよう!
(「クックパッド」の「消費者庁のキッチン」にてレシピ公開中)
- 外食するとき
残ってしまった場合、ドギーバッグ等で持ち帰ることができるか確認してみよう!
- 宴会のとき
乾杯後30分間、お開き10分前は自分の席で料理を楽しむ「3010運動」に取り組んでみよう!
(詳細はこちら「3010運動とは? | 環境省」)
- 食べきれないとき
買い過ぎて食べきれない場合や、贈答品が余ってしまう場合は、フードドライブなどへ寄付やお裾分けを検討しよう!
10月は食品ロス削減月間です
10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」です。
食品ロスの現状がわかった今、皆さんもこの10月から食品ロスについて考えてみませんか。
環境省が作成した「7日でチャレンジ!食品ロスダイアリー」を使用することで、家庭から発生する食品ロスの量を日記形式に確認できます。
集計結果を基に、7日間で発生した食品ロスの量を把握できるだけでなく、食品ロスによる環境影響や、家庭への経済損失に換算することもできます。
ダウンロードはこちら↓
7日でチャレンジ!食品ロスダイアリー(環境省) (PDF 11.4MB)
今月のワンアクション
1週間、捨ててしまった食品を記録してみよう
消費者庁は、食品ロス削減啓発用冊子「計ってみよう!家庭での食品ロス(令和6年3月版) (PDF 4.2MB)」を作成しています。
この啓発冊子内のP4-5のチェックシートで自宅の食品ロスを見える化してみよう!
いつ、何を、どんな理由で捨てたかをメモし、裏面の項目にチェックをつけることで、作りすぎタイプ?買いすぎタイプ?等、あなたがどのタイプか確認できます。
食品ロス削減のために自分のライフスタイルに合わせて何ができるか考えてみませんか。
ダウンロードはこちら↓
食品ロス削減啓発冊子P4-5チェックシート (PDF 145KB)