2021年3月6日 郷土の偉人の功績を発信 亀次郎公園小記念館が落成
2021年3月6日更新
▲落成した小記念館を見学する参加者たち
中国人留学生に日本語を教えた旧大東町の偉人・松本亀次郎の功績をたたえる小記念館「鶴峯堂」(かくほうどう)が、上土方嶺向の生家跡にある松本亀次郎公園内に完成しました。松本亀次郎記念日中友好国際交流の会(鷲山恭彦会長)が3月6日、現地で落成式を開催。松井市長や地域住民のほか、中国の関係者もリモートで参加し、みんなで完成を祝いました。
高さ約5.6メートル、広さ約11平方メートル。建設費約500万円。ひのきで作られた八角屋根の館内では、日中友好に貢献した亀次郎の生涯を紹介しています。鶴峯堂の名称は、亀次郎がみずからを高天神城のある鶴翁山(かくおうざん)にちなんで「鶴峯」と号したことに由来しています。
鷲山会長は「大東図書館2階の亀次郎記念館と合わせて、亀次郎の功績を情報発信していく」とあいさつ。松井市長は「多くの市民に訪れていただきたい」と話しました。
建物正面に飾られている扁額(へんがく)をレーザー加工機で制作した掛川工業高校情報技術科のほか、寄贈者や建設業者らに同会から感謝状が贈られました。
2021年3月6日
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