全国で2番目にごみ排出量が少ない自治体となりました(令和4年度環境省一般廃棄物処理実態調査)
概要
環境省は、毎年、全国の一般廃棄物の排出及び処理状況等の調査(一般廃棄物処理実態調査)を 行っており、3Rの取り組み上位市町村を発表しています。
掛川市は、人口10万人以上50万人未満の自治体におけるリデュース(減量)部門において、1 人1日当たりのごみ排出量が全国で2番目に少ない自治体となりました。
これまでの全国順位は、平成22年度と23年度が1位、平成24年度から29年度まで6年連 続して2位、平成30年が3位、令和元年が2位、令和2年度と3年度が1位でした。
※参考資料参照
分析結果
・自治区役員やクリーン推進員による集積所における分別指導をはじめ、長年、市民協働によるご
み減量の取り組みを進めてきたことで、市民が高いごみ減量意識を持ち続けていることが最も大
きな要因であると考えます。
・1人1日当たりのごみ排出量は614.5gで、前年度比8.1gの減となり、過去最も少ないごみ排
出量となりました。その内訳は、生活系ごみが477.7g(前年度比12.4gの減)、事業系ごみが
136.8g(前年度比4.3gの増)となっており、高い市民意識により生活系ごみが減少した一
方、事業系ごみが増加しました。これは、コロナ禍を経て事業活動が活発化してきたことも
要因であると考えます。
※参考資料参照
今後の取り組み
・市民協働による様々な取り組みの継続や、令和5年4月に設置した「掛川市おむつリサイクル・
ごみ減量推進会議」における検討結果を踏まえ、使用済み紙おむつ、生ごみ、製品プラスチ
ック、剪定枝・落ち葉などの資源化を促進するとともに、より一層のごみ減量を推進します。
・市民の方、自治会役員の方、外国の方へ、ごみの分別や集積所管理の負担軽減を図るためのWeb
ページを開設し、周知を図ります。
・「掛川市もったいないを合言葉にカーボンニュートラルを推進する条例」に基づき、毎月9日の
「もったいないを考える日」にSNS発信を実施するなど、省エネや資源循環等の取り組みにつ
いて広く情報発信してまいります。