2020年2月25日 UCCが掛川茶を商品化 茶草場農法支援を連携協定
2020年2月25日更新
協定書を交わす松井市長(左)と大内取締役
市は2月25日、UCC上島珈琲株式会社と世界農業遺産「静岡の茶草場農法」の持続的発展活動に関する連携協定を締結し、掛川市役所で松井市長と大内和夫取締役が協定書を交わしました。
生物多様性の保全と持続可能な社会実現に向けた開発目標を共有し、同農法による自然と共生した農業生産活動の支援や、茶葉の消費拡大を連携。茶葉の商品化やブランド化、生産や流通活動支援で市茶業振興の推進を図ります。同農法を通じた観光交流や景観保全にも協力。作業応援ボランティアの増加や、同社の情報発信力による認知度向上が期待されます。
大内取締役は「元々ある自然と共生しながら、環境にも生産者にも優しい取り組みを行っていく。茶草場農法のお茶を全国に広めたい」と話しました。
松井市長は「急須でお茶をいれる飲み方は若者の生活に合っていない。各家庭や職場でおいしいお茶の飲み方を提案し、掛川茶の消費拡大につなげたい」と期待しました。
2020年2月25日
カテゴリー
Adobe Reader