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「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

2020年6月25日更新

「新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』」を進めていくなか、今夏はこれまでとは異なる生活環境下で迎えることとなりますが、一方で、例年以上に熱中症にも気をつけなければなりません。
十分な感染症予防を行いながら、熱中症予防にもこれまで以上に心掛けるようにしましょう。

熱中症予防×コロナ感染予防で「新しい生活様式」を健康に!

新しい生活様式とは:新型コロナウイルス感染防止の3つの基本である 1.身体的距離の確保
2.マスクの着用
3.手洗いの実施や「3密(密集、密接、密閉)」をさける、事を取り入れた日常生活のこと。

注意 マスク着用により、熱中症のリスクが高まります

マスクを着けると皮膚からの熱が逃げにくくなったり、気づかないうちに脱水になるなど、体温調節がしづらくなってしまいます。
暑さを避け、水分を取るなどの「熱中症予防」と、マスク、換気などの「新しい生活様式」を両立させましょう。

熱中症を防ぐためにマスクをはずしましょう

  • 屋外で人と2メートル以上(十分な距離)離れている時

マスク着用時は

  • 激しい運動は避けましょう
  • のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をしましょう
  • 気温・湿度が高いときは、特に注意しましょう

暑さを避けましょう

  • 涼しい服装、日傘や帽子
  • 少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所へ移動
  • 涼しい室内には入れなければ、外でも日陰へ

のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をしましょう

  • 1日あたり1.2リットルを目安に
    ペットボトル500ミリリットル2.5本、コップ約6杯
  • 1時間ごとにコップ1杯
  • 入浴前後や起床後も、まず水分補給を
  • 大量に汗をかいたときは塩分も忘れずに

エアコン使用中もこまめに換気しましょう(エアコンを止める必要はありません)

注 一般的な家庭用エアコンは、室内の空気を循環させるだけで、換気は行っていません。

  • 窓とドアなど2か所を開ける
  • 扇風機や換気扇を併用する
  • 換気後は、エアコンの温度をこまめに再設定

暑さに備えた体づくりと日頃から体調管理をしましょう

  • 暑さに備え、暑くなり始めの時期から、無理のない範囲で適度に運動(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度)水分補給は忘れずに
  • 毎朝など、提示の体温測定と健康チェック
  • 体調が悪いときは、無理せず自宅静養

知っておきたい熱中症に関する大切なこと

  • 熱中症による死亡者の数は、真夏日(30度)から増加
    35度を超える日は特に注意
    運動は原則中止。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動してください
  • 熱中症による死亡者の、約8割が高齢者
    約半数が80歳以上ですが、若い世代も注意が必要です
  • 高齢者の熱中症は半数以上が自宅で発生
    高齢者は自宅を涼しく、若い世代は屋外での作業中、運動中に注意が必要です

高齢者、子ども、障害者の方々は、熱中症になりやすいので十分に注意しましょう。
周囲の方からも積極的な声掛けをお願いします。 

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