公共施設再配置計画を策定します
本市が所有する公共施設の多くは昭和50年代に整備されており、近い将来、同時期に大規模改修や建替が集中することが見込まれます。一方、少子高齢化の進展に伴う市民ニーズの変化への対応等により、公共施設等の維持・更新に充当可能な財源には限りがあり、全ての施設を現状の規模のまま維持することはできません。
掛川市は平成28年3月に「掛川市公共施設等総合管理計画」を策定し、この計画を推進するにあたり施設の統廃合や複合化、多機能化等の考え方をまとめた「掛川市公共施設再配置方針」を令和元年8月に策定しました。
これ以降、計画に基づき施設の長寿命化等を進めてきましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う人々の行動変容や社会情勢の変化が急速に進んでいることから、本市では令和3年度に総合計画を「ポストコロナ編」として改定し、新たな時代に即したまちづくりを進めることとしています。
また、令和5年8月には学校再編計画を策定し、公共建築物の床面積の4割以上を占める学校施設について、学校再編の時期や枠組を決定しました。
このようなことから、現在の公共施設の状況や住民意向を把握し、ポストコロナ期における新たな社会情勢を踏まえ、「安全・安心を確保する」とともに「公共施設によるサービスを最適かつ持続可能なものとする」ため、公共施設再配置方針の考え方を元に再配置案を更新し、「公共施設再配置計画」を策定します。
公共施設再配置(更新素案)
地区説明会の開催報告
「公共施設の再配置(更新素案)」の内容についてご説明し、公共施設再配置に関する情報を共有させていただくとともに、説明に対する質疑応答や意見交換等によりみなさんのニーズを把握するため、下記の日程で地区別に説明会を開催しました。
多くの皆さまにご参加いただき、ありがとうございました。下記のとおり、説明会開催状況等をご報告いたします。