脳脊髄液減少症と高次脳機能障害
2020年7月27日更新
脳脊髄液減少症とは
交通事故や転倒、スポーツ外傷など、体に衝撃を受けたことなどが原因で、脳脊髄液がもれ続くことで、頭痛や頚部痛、めまいなどの様々な症状を引き起こす病気です。脳脊髄液減少症は、医療機関のみならず、教育の現場や一般社会での認知度が低く、苦しい思いをされているかたもいらっしゃいます。脳脊髄液減少症の診療可能な医療機関等の情報について、静岡県ホームページをご覧ください。
高次脳機能障害とは
脳卒中や脳外傷、脳炎・脳症などの後遺症で、記憶や注意、言語などの機能に障がいが起き、そのために生活に支障をきたす状態です。
主な症状
- 仕事に集中できなくなった(注意障害)
- 計画が立てられなくなった(遂行機能障害)
- 昨日のことを覚えていられなくなった(記憶障害)
- 思った言葉がうまく話せなくなった(失語症)
- おかずの左側半分を残しやすくなった(半側空間無視)
- ささいなことで興奮し、暴言・大声を出すようになった(行動と感情の障がい)
- やる気がなくなった(行動と感情の障がい)
- 人とのトラブルが多くなった(行動と感情の障がい)
- 簡単な道具がうまく使えなくなった(失行症)
- 人の顔がわからなくなった(失認症)
相談窓口
思い当たる原因・症状がありましたら、下記相談窓口にご相談ください。
静岡県健康福祉部医療健康局疾病対策課 電話:054-221-3393
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