令和5年4月 「対話」と「チャレンジ」、環境の持続可能性、掛川茶、「どうする家康」ほか

2023年7月11日更新

皆さん、こんにちは。掛川市長の久保田崇(たかし)です。
市長の部屋をご覧いただきまして、どうもありがとうございます。

本日、4月24日で、私は市長となり丸2年が経過して、3年目を迎えます。

市長に就任してからの2年間について、私が公約として大事にしてきたキーワード「対話」と
「チャレンジ」に基づいて市政運営を行ってまいりました。いくつかのチャレンジを行いまし
たが、例えば、昨年は掛川駅前周辺で自動運転の実証実験に取り組みました。夜間に公道で実
施されたのは、全国で初めてです。

また、昨年、県内で初めて副市長の公募を実施し、掛川市として初の女性の副市長石川紀子さ
んが着任され、デジタルの推進、それからダイバーシティの推進などについて取り組んでいた
だいています。

3年目となる本年については、ごみ減量やおむつリサイクルなど、「環境の持続可能性」に取
り組んでまいります。あわせて、ごみ減量の推進会議も来月から立ち上げていきます。掛川市
は人口10万人以上50万人未満の部で、市民1人当たりのゴミ排出量が全国で最も少ないまち
であり、引き続き、環境の持続可能性について取り組んでまいります。

さて、最近のトピックを2つご紹介させていただきます。

1つ目は、お茶の話題です。既に新茶のシーズンが始まり、今年も4月15日に例年より1週
間程度早く初取引が行われました。本年は生育も非常に良く、価格面についても期待をしたい
と思っております。

それから、お茶に関連して、4月11日に「オーガニックビレッジ」を宣言しました。これは
農林水産省の「みどりの食料システム戦略」に基づいて、有機農業にこれから取り組んでいく
という宣言になり、掛川市は、県内で初めて国の有機農業の交付金に採択されました。有機農
業については、取組を始めたばかりですが、今後さらに取組み面積を増やしてまいります。
お茶の国内需要は下がっていますが、輸出の需要は非常に高まっており、特にオーガニックの
お茶がたいへん引き合いが強いという状況です。もちろんお茶だけではなく、他の農産物につ
いても、持続可能な農業の取組を進めてまいります。

2つ目は、NHK大河ドラマ「どうする家康」の話題です。3月26日の放映回では、掛川城
を舞台として、今川氏真、それから徳川家康の両者がほのかに友情を取り交わし、対決をする
場面が描かれました。溝端淳平さんが難しい役どころであった今川氏真を非常に上手に演じら
れていました。掛川城については、昨年から今年の3月にかけて、天守閣の修復工事を実施し、
4月からお客様が再び入館できるようになりました。「どうする家康」の効果もあり、入館者
が非常に増えているような状況です。他にも、掛川市には、高天神城、横須賀城という3つの
城があります。ドラマでは、武田と徳川の争いが激化しており、高天神城についても、近いう
ちに登場することが期待されています。AR(拡張現実)・VR(仮想現実)アプリによる高
天神城の復元や、サイクリングイベントなど、さまざまな取組を進めており、今後も「どうす
る家康」を活用して、掛川市の魅力や掛川城・高天神城・横須賀城の掛川三城の情報を発信し
てまいります。

3年目となる本年についても、「対話」と「チャレンジ」という2つのキーワードを大切に今
後も市政運営をしていきますので、引き続き、皆さんのご協力とご支援をよろしくお願い申し
上げます。

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