2016年6月11日 潮騒の杜で900人が汗 防潮堤へ3,150本植樹
2016年6月11日更新
大勢の市民らが参加した植樹祭
掛川市が、国や県と進めている海岸防災林強化事業「掛川モデル」を施工している沖之須地内の防潮堤で6月11日、「市民協働による希望の森づくり 潮騒(しおさい)の杜(もり)植樹祭」が開かれました。
地元自治会や市民、企業、各種団体から約900人が参加。森林再生活動を行うNPO法人時ノ寿の森クラブの指導のもと、スダジイやタブノキなど17種類3,150本の苗木を防潮堤の斜面に植えました。
作業は、延長約50メートル、約1,000平方メートルの広さの斜面で実施。参加者はスコップで20センチメートルほどの穴を掘った後、ポットに入った苗木をそっと置き、根のまわりにやわらかな土をかけ固めました。最後には、保水対策と雑草抑制のために稲わらをかぶせ、植樹は30分ほどで終わりました。
松井市長は開会式のあいさつで、「みんなが植樹した潮騒の杜は、津波を防ぐだけでなはなく、子どもから高齢者までが楽しめるいこいの空間になる。植樹を楽しんでほしい」と参加者に呼びかけました。
防潮堤の整備は平成26年度から始まり、平成27年度までに420メートルを整備。平成28年度には沖之須地内300メートルと大東区域三俣地内で60メートルを造成する予定です。
2016年6月11日
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