中学校区学園化構想とは
中学校区を「学園」と呼び、各学園内の保・幼・小・中学校が連携を強化し、地域に根差した一貫性のある教育を実施するとともに、地域連携による園・学校支援活動などを通じて、市民総ぐるみでの教育活動を推進します。
中学校区学園化構想のめざすもの
掛川市教育委員会では、「夢とこころざしを持ち、ともに学び、豊かな未来を創造するひと」を基本目標として、市民総参加による教育の振興に努めるとともに、協働によるまちづくりを推進して、本市の未来を担う人づくりを行います。
この市民総ぐるみの取組の展開により、多くの地域の大人が、子どもたちの成長にかかわることで、子どもたちに多様な体験や経験の機会が増え、広い人間関係づくりが期待されます。
市民総ぐるみで子どもを育てる体制づくり
学校・家庭・地域が連携し、市民総ぐるみで子どもを育む体制(組織や運営方法など)をつくるため、学園(中学校区)ごとにその中核となる組織「子ども育成支援協議会」が設置されています。
子ども育成支援協議会は、各地域で活動する様々な団体や個人が参画し、地域の実情に応じて組織されており、協議会の運営や事務、そして地域と学校をつなぐ重要な役割を担う「地域コーディネーター」をそれぞれ配置しています。
授業で生きる、地域の力
各学園の取組み
令和5年度中学校区学園化構想実績報告 (PDF 5.74MB)
年度 | 子ども育成支援協議会 | 園・学校支援ボランティア活動 | ||
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協議会委員 | 地域コーディネーター | 延べ日数 | 活動述べ人数 | |
平成26 | 304人 | 28人 | 10,068日 | 72,732人 |
平成27 | 301人 | 26人 | 11,335日 | 102,421人 |
平成28 | 323人 | 25人 | 12,032日 | 123,284人 |
平成29 | 338人 | 25人 | 11,984日 | 108,112人 |
平成30 | 336人 | 26人 | 11,132日 | 105,075人 |
令和元 | 325人 | 29人 | 12,084日 | 113,854人 |
令和2 | 320人 | 31人 | 9,645日 | 79,497人 |
令和3 | 318人 | 31人 | 9,361日 | 75,558人 |
令和4 | 302人 | 31人 | 10,628日 | 120,814人 |
令和5 | 299人 | 31人 | 10,571日 | 91,099人 |
地域の特色を活かした活動がそれぞれの学園で多数実施されています。
各学園の体制や活動内容の詳細については、学園毎のページをご覧ください。
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学園化推進連絡協議会・地域コーディネーター会議
学園化推進事業が円滑に、また、発展的に進むよう、各学園の子ども育成支援協議会の代表者による情報交換や実践発表などを行う連絡協議会と地域コーディネータを対象とした会議を実施しています。
令和6年度の中学校区学園化推進連絡協議会、地域コーディネーター会議の開催予定
中学校区学園化推進連絡協議会
令和6年4月22日(木曜日) 午後2時から
地域コーディネーター会議
第1回 令和6年 6月中 午後2時から
第2回 令和6年12月18日(水曜日) 午後2時から
令和5年度の中学校区学園化推進連絡協議会、地域コーディネーター会議の開催実績
中学校区学園化推進連絡協議会
令和5年4月20日(木曜日)
地域コーディネーター会議
第1回 令和5年 6月5日(月曜日)
第2回 令和6年1月24日(水曜日)
学園化構想第2ステージ
掛川市教育委員会では、平成29年2月の「掛川市中学校区学園化構想第2ステージ検討委員会」からの提言を受けて、「教育大綱かけがわ」における目指す姿の実現に向けて、中学校区学園化構想を生かしながら、各学園が地域と共に目指すべき子ども像を設定・共有し、その実現を図るため、9年間を見通したかけがわ型の小中一貫カリキュラムを編成し、それに基づいて行う系統性のある教育を推進するために、平成29年6月に「掛川市小中一貫教育推進基本方針」を策定しました。