伝統工芸品

2021年3月25日更新

伝統工芸品

掛川の葛布は、静岡県の伝統工芸品(郷土工芸品)に指定されています。

特徴

 秋の七草のひとつである「葛」の蔓から採取した繊維を原料として、採取から製品加工まで全て手仕事によるものです。

 ひとつひとつ丁寧に織られた葛布は、軽くて丈夫で光沢が美しいという特徴があります。

歴史

 掛川が葛布の特産地として認識されたのは、鎌倉時代といわれています。

 江戸時代は、東海道掛川宿の繁栄とともに広く世間に知られ、裃地(かみしもじ)や合羽地などに使用されたほか、参勤交代の諸大名のお土産品としても珍重されました。

 明治時代に入ると、生活様式の急変により衰退を余儀なくされましたが、襖地や壁紙として生産したところ、高級感が評判を呼び、日本家屋はもとより海外でも好評を得ました。

 戦後は、海外の安い品や化学繊維が出回り廃業者が続出し、現在の織元は2軒だけになりましたが、昔と変わらぬ製法で受け継がれています。

日本手仕事図鑑紹介動画

外部リンク

●静岡県の伝統工芸品(静岡県公式ホームページ

●掛川手織葛布組合(掛川手織葛布組合ホームページ

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