【報告】R5.11.8発達凸凹理解講演会
のびる~むでは、発達の障がいや特性をもっている方も地域で安心して生活できるよう、みんなで一緒に学び、理解を深めることを目的に「発達凸凹理解講演会」を開催しています。
PCITから学ぶ子育てのヒント~発達や行動に特性のある子への関わり方~
R6年3月末日まで講演会のアーカイブ動画を公開します。
講師紹介
日本PCIT研修センター長
精神科医
加茂 登志子 氏
掛川市出身。元東京女子医科大学精神科教授。所長を務めた東京女子医科大学附属女性生涯健康センターでは、女性のメンタルケア専門医として活躍。
2017年よりPCITマスタートレーナーとして、子どものこころや行動の問題、育児に悩む親に対し、心理療法を取り入れた治療を行う。
PCITとは?
子どものこころや「言うことを聞かない」「乱暴」「落ち着かない」「ぐずぐすする」といった行動の問題、育児に悩む親(養育者)に対し、親子の相互交流を深め、その質を高めることによって回復に向かうよう働きかける遊戯療法や行動療法に基づいた心理療法です。
PCITの効果はアメリカ心理学会の提示するエビデンスに基づく治療のガイドラインにおいて「よく確立されたwell-established」治療として位置付けられています。神経発達症(発達障害)の特性による困りごとへの効果も認められています。
今回の講演会では、PCITのスキルの中から毎日の育児に取り入れやすい内容を厳選して教えていただきました。
参加者の声
・PCITはどんなものなのか興味があって参加したが、子どもへの関わり方についての振り返りができ大変参考になった。
・日常でも意識してやってみる事ができそうな事があってよかったです。
・発達の凸凹のある子、そうでない子にもPCITを取り入れたい。